全国の国公立のがん専門病院でつくる「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協、31施設加盟)が2012年10月23日付で、01~03年に加盟施設の患者だった人の治療開始から5年後の生存率を、5癌腫ごとに分析し、同意を得た28施設別に公開した。
施設間の差は肺がんで最も大きく、33ポイント。最少は乳がんで9ポイント。
施設ごとの生存率公表は07、08年に次いで3回目で、公表した施設数は、乳がん25、大腸がん24、肺がん24、胃がん23、子宮頸(けい)がん16で、前回より延べ28施設増えた。
全加盟施設で97~04年にがんと診断された24万症例をデータベース化して、30以上の部位や進行度、性別ごとに生存率を検索できる「KapWeb(カップウェブ)」も公開した。
「KapWeb」は、全がん協ホームページから閲覧できます。
⇒ KapWeb(カップウェブ)