がん患者自立学 [ 近藤誠 ]

がんの本


近藤誠 晶文社ガンカンジャジリツガク コンドウマコト 発行年月:2017年04月08日 予約締切日:2017年04月07日 ページ数:200p サイズ:単行本 ISBN:9784794969576 近藤誠(コンドウマコト) 1948年東京都生まれ。近藤誠がん研究所所長。73年慶應義塾大学医学部卒業、同大学医学部放射線科入局。79〜80年アメリカ留学。83年から同医学部放射線科講師を務める。乳房温存療法のパイオニアとして知られる。96年の『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)以降、医療界にさまざまな提言を行っている。2012年には第60回菊池寛賞を受賞。14年慶應義塾大学医学部を定年退職。13年「近藤誠がん研究所セカンドオピニオン外来」を開設している 三砂ちづる(ミサゴチズル) 津田塾大学国際関係学科教授。1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 何を変えたいと思っていたのか?/がん治療はどのように進んできたか?/放射線治療のはじまり/抗がん剤のはじまりについて/医学教育について/検診の有効性/過剰診断/がんの診断法/がんの解析法/エビデンスの使い方/感染症と予防/痛みと鎮静/放置療法にいたるまで/病院に近づかない/クスリやワクチンにも近づかない/がんの新療法はあるのか?/皆保険のジレンマ/医者の役割/何が安心を生むのか?/終末期医療について 著者は人への医療の過剰な介入について、警鐘を鳴らしてきた。がん治療をはじめ、何をどのように変えたいと思ってきたのか?なぜ、がんを治療せず、放置したほうがいいと思うようになってきたのか?その考え方の根本を聞く。患者として人として自立し、必要な医療を、自分の意志で選ぶためにー近藤誠医師のがんという病気をめぐる講義録であり、近藤理論のわかりやすい入門書である。 本 美容・暮らし・健康・料理 健康 家庭の医学
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